久間三千年

死刑囚。28日、刑が執行された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000174-mailo-l40

久間三千年(くまみちとし)死刑囚は、
飯塚市で92年2月に小学1年の女児2人(ともに当時7歳)が絞殺された事件で
死刑判決が確定していました。

死刑の判決がなされたならば、制度に則り、速やかに執行するのが当然です。
しかし、この事件については、私には別の意見があります。

この久間死刑囚は、ずっと否認を続けており、
決め手となったDNA鑑定の技術が初期のものであったため、精度に問題があり、
再鑑定を望んでいたとのことです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000016-nnp-l40

初期の鑑定技術は、現在のそれとは異なり、大きく精度が劣ることは周知の事実です。
アメリカでは、被疑者が希望すればDNAの再鑑定をしなければいけません。

DNA鑑定は1日あれば結果がでます。
被疑者が望んでおり、判決に大きな影響を及ぼし、
そして多大な時間や労力を必要としない、
そのような申し出を、なぜ無視するのでしょうか?

この事件が冤罪かどうかは、私にはわかりませんし、全く興味はありません。
しかし、日本の裁判官は、このような通常であれば気になるであろう制度の疑問を無視して、
盲目的に過去の法律を当てはめるだけの、低レベルで、傲慢で、努力不足の人間集団だと思います。

今度、導入される裁判員制度にしても、
法律家達が、そのつどちゃんと法律を見直し、
正しく改善し、適用していたならば、必要なかった制度だと思っています。
一般人に手助けしてもらわないと、一般人の感覚がわからないというのは異常です。


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