なでしこ隊  ~少女達だけが見た“特攻隊”  封印された23日間~

さっきまで、テレビで、
土曜プレミアム「千の風になって」ドラマスペシャル
『なでしこ隊~少女達だけが見た“特攻隊”封印された23日間~』
という番組を見てました。
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2008/08-248.html
(9/20 フジテレビ 21:30~23:10)

第二次大戦の鹿児島県知覧基地、特攻隊員と、
その身の回りの世話を命じられた、女学生たち、なでしこ隊とのドラマです。

成海璃子さん、成宮寛貴さん、薬師丸ひろ子さんが出演されています。
あと、実際に「なでしこ隊」の一員だった方も出演し、当時のことを語ってくれました。



いろいろ、心揺さぶられる番組でした。
死にゆく特攻隊の方々が、とても優しく描かれていたのが印象的でした。
軍の命令で戻れぬ突撃をするわけですから、もっと横暴に振舞っても許されるのに、
周囲に対する、優しさや思いやりを忘れず、畏敬の念にかられます。

現代の平和な時代に育った私の感覚では、当時の状況を聞くと、
「軍の命令で(仕方なく)」と、どうしても考えてしまうのですが、
当時の特攻隊の方々は、軍の命令はきっかけに過ぎず、
「守るもののために、自分の大切な人たちのために」
という意識が強かったのかもしれません。
ですので、死にゆく最後の時まで、
優しさや思いやり忘れず行動できたのかなぁ、と想像しました。

特攻するということは、相手を殺す、ということです。
実際に、命を亡くした敵軍兵士もたくさんいたと思います。
現代では、肯定することも称賛することもできません。
しかし、大事な人のために、未来の私たちのために、(自分の気持ちは切り捨てて)
命を捨ててまで行動した人たちがいたということは、忘れないようにしたいです。

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